株式会社オーテック
管理本部 総務統括部 人事課 浅野 洸俊様
2021年、新卒入社。総務課を経て、2022年4月より現職。新卒採用の採用教育を中心に採用業務全般に携わる。趣味は長距離ドライブで、道の駅や喫茶店、温泉を巡って、その土地ならではの魅力を楽しむ。
(所属・内容は取材当時のものです)
まずは貴社の事業内容と特徴について教えてください。
当社は「環境システム事業」と「管工機材事業」の二大事業を柱に展開しています。環境システム事業では、オフィスビル、ホテル、病院、工場などにおける空調、電力、動力を制御する自動制御システムの設計、施工、メンテナンスを手掛けており、管工機材事業では建設に必要なバルブ、配管材料、空調機器などを提供しています。
『i-web』導入の経緯を教えてください。
『i-web』を導入したのは2019年のことで、私が入社する前のことになります。それ以前はExcelで学生情報を管理していたため、非常に手間がかかっていたと聞いています。複数の就職情報サイトからエントリーを集約するだけでも膨大な工数が必要だったとのことです。学生の情報管理が煩雑化していたため、一元管理できる『i-web』による業務効率化を目指したことが導入の決め手でした。私自身、実際に『i-web』を使ってみて、操作性や画面の見やすさに強く惹かれました。また、大学や出身地などのさまざまな軸で応募者の動向を分析できる機能も優れており、大いに活用しています。
特に活用されている機能はありますか?
「選考進捗レポート」は応募者の歩留まり率を日々チェックするのに役立っています。特に3月や4月など選考が活発になる時期には、歩留まり率が低下した際に採用チームで即座に対策を検討し、アプローチを見直すことができるため、非常に重宝しています。また、それらのデータやグラフをExcelでダウンロードできるため、面接や合否の発表、応募者との最後の接触時期など、選考の流れを一括で把握できる点も非常に便利です。この機能を活用することで、報告書作成にかかる時間が大幅に削減されました。
貴社では、CMS機能を活用してマイページにコンテンツを積極的に発信されていますが、どのような経緯でコンテンツ制作に注力するようになったのですか?
応募者に対して発信しきれていない情報を提供するため、CMS機能を使っています。例えば、当社の「借り上げ社宅制度」は、年齢や勤務地、転勤の有無などで補助率が変わるため、説明会で説明しても理解してもらうのが難しいことが課題でした。そこで、CMS機能を使ってこの制度を詳細に紹介するコンテンツを作成し、マイページで公開しています。また、若手社員の一週間のスケジュールを紹介するなど、さまざまなコンテンツを発信しています。
コンテンツ制作にあたり、負担を感じることはありましたか?
コンテンツ制作を担当したメンバーによると、経験がない中で時間はかかりましたが、
応募者の反応はいかがですか?
借り上げ社宅制度のコンテンツは非常に好評で、「この制度のおかげで地方出身の自分も安心して働けると感じ、入社を決めました」という声もいただきました。一方で「説明会だけでは制度の詳細までは理解できなかったが、マイページのコンテンツを読んで理解が深まった」といった意見もあり、他の採用施策との連携を意識しながら情報発信を強化しています。例えば、説明会で制度を紹介し、さらにマイページで情報を補完する形で、応募者がいつでも情報にアクセスできるようにしています。
『i-web』のさまざまな機能を活用されていますが、他にも「良かった」と感じる点はありますか?
まだ『i-web』を完全に使いこなしているわけではありませんが、ヒューマネージの担当者はとても心強いパートナーです。疑問があればすぐに相談でき、オンラインミーティングでの案内やサポートも丁寧です。「こういうことがしたい」と伝えると、目的に合った使い方を提案してくれるので、大変助かっています。特に昨年、技術職の採用フローを変更した際には、担当者と相談しながらスムーズに設定変更を進めることができました。
今後、『i-web』に期待することや挑戦したいことがあれば教えてください。
『i-web』は非常に高機能な採用管理システムであり、細かな設定を調整することで、さらに便利に活用できる可能性があります。まだ使い切れていない機能も多いので、ヒューマネージと連携しながら、当社に最適な活用方法を探っていきたいと思っています。