リアルイベント+マイページを巧みに融合。 読売広告社が『i-web』で実践する採用マーケティング

PAGETOP

リアルイベント+マイページを巧みに融合。 読売広告社が『i-web』で実践する採用マーケティング
リアルイベント+マイページを巧みに融合。 読売広告社が『i-web』で実践する採用マーケティングの概要

Service Category

i-web 内定者フォローモデル&CMSi-web 新卒採用モデル

業種

広告会社

  • リアルイベント+マイページを巧みに融合。 読売広告社が『i-web』で実践する採用マーケティング

    株式会社読売広告社

    人事局 人事部 加藤 詠子 様

    2006年、読売広告社に中途入社。人事局人事部にて、新卒採用をメインに各種人事部業務を担当。新卒採用では、採用戦略企画・設計やスケジューリング、選考方法の設計から運用までの一連を担当。インターンシップの設計運用や内定者に対するフォロー、研修・教育にも携わる。

    (所属・内容は取材当時のものです)

マイページを活用し、応募者に合わせた情報発信を実現

まず、貴社の事業内容について簡単にご紹介いただけますか。

当社は1929年創業の広告会社です。社名の由来は創業当時に展開していた新聞の求人広告にありますが、現在は博報堂DYグループの総合広告会社として、新聞、テレビ、雑誌、ラジオ、インターネットなど幅広いメディアを活用したプランニングや広告制作、イベント企画などを展開しています。

貴社では2014年から『i-web』を利用されています。導入に至った経緯を教えてください。

読売広告社では伝統的に採用を「仲間探し」と位置付けており、応募者とOne to Oneで向き合い、相互理解を深めることを重視しています。ただ、当社は採用チームの人数が非常に少ないため、事務的な作業だけに時間をとられてしまい、応募者とのコミュニケーションに時間を割けないことが課題でした。そこで、応募者情報を一元管理し、業務効率化を図るために導入したのが『i-web』です。

例えば、当社では選考に参加いただいた方には必ずお礼のメールをお送りするのですが、以前は出来ませんでしたし、選考予約もメールで希望日を聞いたりしており、大変非効率でした。いまではこうした連絡もすべて『i-web』経由で行うことができるので、作業時間の大幅な短縮やメールの誤送信防止に役立っています。また応募者の方が当社への理解を深めていただく場として、マイページを活用しています。マイページであれば、ログインした応募者だけに発信したい詳細な情報も発信することができるので、コミュニケーション戦略の一環として注力しています。

業務効率化だけでなく、応募者とのコミュニケーションにも『i-web』を活用いただいているのですね。その他、マイページで活用している機能はありますか?

大学や地域などの属性ごとにグルーピングした応募者に対して、マイページ上で情報を出し分けすることができるのが便利です。例えば学内説明会を開催する際には、特定の大学や地域に該当する方にだけその情報を公開するようにしています。

リアルイベントとマイページを組み合わせた応募者コミュニケーション

貴社ではセミナーやインターンシップなどのリアルイベントに注力していらっしゃると伺いましたが、その中で『i-web』をどのように活用していらっしゃいますか?

おっしゃる通り、当社ではなるべくリアルで直接会って話せる、お互いの顔がみえる場を設けることを大切にしています。インターンシップ以外にも、業界や企業理解を深めてもらうための就活生応援セミナーを開催するなど、そのイベントは多岐にわたりますが、『i-web』で告知から応募管理、参加者受付を一貫して行うことで、採用業務の効率化とデータの一元化が容易にできるようになりました。一方で、すべての学生がイベントに参加できるわけではないため、母集団の取りこぼしとならないよう、不参加者をフォローするための施策もマイページで行っています。

イベントに参加できなかった方向けには、どのような施策を実施しているのでしょうか。

セミナーやインターンシップの開催後には、イベントで公開した当社情報などをひとつのコンテンツとして『i-web CMS』で作成し、マイページ内で公開しています。『i-web CMS』を活用して制作した「YOMIKOを数字で読む」というコンテンツでは、一般的には公開していない、学生からよく質問にでる当社の詳細な情報を掲載し、学生のニーズに応えられるようにしています。

実際にマイページを拝見すると、かなり詳しく質疑応答が紹介されていますね。

当社では『i-web』のアンケート機能を活用し、イベントやセミナーに参加した方から感想や質問を集約しています。これらの内容をコンテンツに反映することで、参加した方にも参加できなかった方にも役立てていただける情報発信が実現できています。

slc-1.png
マイページ内で、フェーズやターゲットに合わせてイベント告知や会社情報を発信

内定者フォローにもマイページをフル活用

内定者に向けたフォロー施策では、『i-web』をどのように活用されていますか?

i-web 内定者フォローモデル』の内定者向けマイページを通じて、内定者と定期的にコミュニケーションを取っています。まず、月に1度課題を提出していただくことにしているのですが、この課題のやり取りをマイページで行っています。『i-web』では、マイページ内に課題提出フォームを簡単に設定できるので、提出物の管理にも手間がかかりません。また、内定者同士の交流という面では、マイページを通じたオンラインセミナーや懇親会を実施しています。

内定者の方とは他にどのようなやり取りをしていますか。

オンライン上で、内定者との個人面談を行っています。『i-web』はZoomとも連携しているため、面接日の設定からZoom URLの発行~Web面談までを『i-web』上で実施することができ、その手軽さがとても有難いです。また、選考時に内定者に受けていただいていた、ヒューマネージ社の適性検査『TG-WEB』の結果も面談時にフィードバックし、入社前の不安を払拭することに努めています。

インターン期から内定後のフォローまで、『i-web』をフル活用されているというわけですね。最後に、自社の採用をどのように発展させていきたいのか、加藤様の今後のビジョンをお聞かせいただけますか。

新卒採用というのは毎年同じことをしているようにみえて、対象者は必ず毎年変わっていく。そこがすごく難しいと感じています。だからこそ、年度ごとに異なる学生のニーズを敏感にキャッチし、適切な時期に必要な情報を発信していくマーケティング戦略が欠かせません。大切なのは採用すること自体ではなく、入社した方全員がそれぞれ思い描いていた社会人生活を送っていけること。そのためにも『i-web』を活用した情報発信や学生とのコミュニケーションは、今後も不可欠だと思います。

Related Cases

Contactお問い合わせ