CMSで理想のコンテンツ戦略を確立。東京商工リサーチの採用改革を支えた『i-web』の機能とは

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CMSで理想のコンテンツ戦略を確立。東京商工リサーチの採用改革を支えた『i-web』の機能とは
CMSで理想のコンテンツ戦略を確立。東京商工リサーチの採用改革を支えた『i-web』の機能とはの概要

Service Category

i-web 新卒採用モデル

業種

情報提供サービス業

  • CMSで理想のコンテンツ戦略を確立。東京商工リサーチの採用改革を支えた『i-web』の機能とは

    株式会社東京商工リサーチ

    管理本部 人事部 谷口 真衣音 様

    人事、福祉職を経て20199月に入社。新卒採用、研修、人事評価を担当している。

    (所属・内容は取材当時のものです)

CMSで理想のコンテンツ戦略を確立。東京商工リサーチの採用改革を支えた『i-web』の機能とは

採用活動の早期化・長期化に対応するため『i-web』を導入

まずは改めて、貴社の事業についてご紹介いただけますか。

当社は企業信用調査を行っている会社です。具体的には、全国の支社店に在籍している調査営業職が企業の経営に関する情報をヒアリングし、その情報をもとに企業の信用を評価してデータベース化。この信用情報を、商取引を検討している企業の他、マスコミ、官公庁などに提供するというのが当社のビジネスモデルです。かなりニッチな業種であり、同様のサービスを行っている国内の主要な企業は当社を含め2社しかありません。

貴社では採用管理システム『i-web』を2022シーズンからご利用いただいています。導入の背景・経緯についてお聞かせいただけますか。

当社はもともと就職情報サイトに搭載されている簡易的な採用管理システムで学生情報を管理していました。そのため早期採用に対応しにくいという課題があったのです。採用が早期化・長期化する市場環境の中、当社のような中規模企業にとってスタートが出遅れることは大きな機会損失と言わざるを得ません。そこで、より柔軟に企業ごとの採用活動に対応した設定ができる『i-web』を導入することになりました。

『i-web』の導入により、そうした課題はどのように解消されましたか?

i-web』の導入後は、インターンシップ期を含め期間にとらわれず採用活動を展開できています。選考プロセスに応じたイベントを自由に企画し、広報コンテンツを打ち出せるようになったことは大きなメリットですね。イベントの告知に役立っているのが、『i-web』の標準機能であるマイページ。当社ではインターンシップの他、インターン参加者を対象とするWeb先輩社員座談会や、人事と少数の応募者で自由にオンライントークをする「トーク会」などのイベントにも注力しています。イベントはそれぞれ対象者が異なり、広く参加者を募集するものもあれば、参加者限定で案内するものもあります。『i-web』の魅力の一つは、イベントの応募情報を伝えたい学生に対して優先的・限定的に開示できること。もちろん予約はマイページ上からできるため、学生にとってもストレスはありません。

情報公開・情報共有の効率化により、業務工数を削減

『i-web』を使うことで、業務の効率化や採用活動の最適化につながったことがあればお聞かせください。

先ほどの話にもつながりますが、「見せたい情報を見せたい学生に見せる」という情報の制御が簡単にできるようになりました。例えば内定者向けのマイページも『i-web』に用意されているので、選考と同時並行で内定者フォローもスムーズにできます。また、内定者が入社するまでの間には、内定式の出欠や交通経路の確認、入社前に必要な書類・情報の回収などさまざまな事務手続きが必要です。『i-web』導入前はメールで一人ずつ連絡をとり、情報を送ってもらっていました。しかし今ではすべてマイページにデータをアップしてもらうだけで済むようになったので、かなり省力化できたと感じています。

選考段階の業務ではどのような効率化が見られましたか?

当社は全国に支社店があり、管理職になるまで社員は原則転居を伴う異動をしない制度となっています。そこで、学生には応募時に希望の勤務地を確認し、面接は各配属先の社員が行います。面接の前には各配属先に学生の情報を共有する必要がありますが、以前は個別にデータを送信するのにかなり手間がかかっていました。『i-web』では、学生がエントリーシートなどの情報をマイページからアップロードすれば、それを各配属先の面接官も閲覧できます。人事・面接官いずれも手間とストレスがなくなりました。

CMSを駆使し、コンテンツ戦略をゼロから実現

貴社では『i-web』のCMS機能を使ったコンテンツ戦略も積極的に展開されています。CMS機能を利用した所感や、コンテンツ戦略の目的・成果についてお聞かせください。

まずコンテンツ戦略の背景からお話ししますと、私が入社した当時、当社にはマイページはもちろん採用サイトもありませんでした。今の学生と向き合うにはWebコンテンツの拡充が必須であると考え、急速にコンテンツ戦略を推進した次第です。採用サイトはデザイン会社につくってもらいましたが、それ以外のマイページコンテンツまで外部に依頼するのは、コスト面・スピード面で困難です。そこで私たちは、採用サイト以外のコンテンツはすべて採用チームで内製する方針をとりました。

具体的に、CMS機能でどのようなコンテンツを制作・発信されていますか?

現在、採用広報のメインとして活用しているのが、マイページ登録者が会社説明会の動画を閲覧できるWebページです。会社説明会をすべて視聴すると長くなってしまうので、まずはテーマごとに動画を短く編集しました。さらにそれぞれにタイトルをつけ、CMS機能を使って見やすい一覧ページを作成し、配信しています。このページを訪れた学生は、自分が知りたいテーマに関する動画を選んで見ることができるため、学生のニーズに合わせた情報提供ができるようになったと感じています。

就活生の効率的な情報収集をサポートする、緻密なコンテンツ設計ですね。効果についてはどのように見られていますか。

面接で話してみると、各種コンテンツを見て当社を理解してくれた応募者も多く、嬉しく思います。近いうちに、社員が会社や仕事の魅力を語るインタビュー動画もアップしたいと考えています。

『i-web』、そしてCMS機能を使いこなすことで、採用課題を着実に解決していることがよくわかりました。最後に、今後『i-web』を使って実現したい採用について教えてください。

すでに『i-web』の機能はほとんどフルで使わせていただいていますが、引き続き採用市場の動向や学生のニーズに合わせた採用施策に向けて、『i-web』を活用していきたいですね。私がキャリア入社した当時から、ヒューマネージ社の担当の方には『i-web』の操作方法や活用方法についてよく相談に乗ってもらっています。これからも、新しい企画に挑戦する際に、アドバイスをいただけたらと期待しています。

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