採用業務の自動化・効率化から魅力的なコンテンツ発信まで 三井不動産レジデンシャルサービスの『i-web』活用術

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採用業務の自動化・効率化から魅力的なコンテンツ発信まで 三井不動産レジデンシャルサービスの『i-web』活用術
採用業務の自動化・効率化から魅力的なコンテンツ発信まで 三井不動産レジデンシャルサービスの『i-web』活用術の概要

Service Category

i-web 新卒採用モデル

業種

不動産

  • 採用業務の自動化・効率化から魅力的なコンテンツ発信まで 三井不動産レジデンシャルサービスの『i-web』活用術

    三井不動産レジデンシャルサービス株式会社

    人事部 人材開発課 シニアスタッフ 山口 健太 様

    2014年入社。東京支店に7年間勤務した後、2021年より人材開発課に在籍。新卒採用をメインに、障がい者採用や契約社員採用、入社後の教育・研修の企画・立案などを担当する。

    (所属・内容は取材当時のものです)

採用業務の自動化・効率化から魅力的なコンテンツ発信まで 三井不動産レジデンシャルサービスの『i-web』活用術

あらゆる経路の応募者を管理するために『i-web』を導入

まずは、貴社の事業内容や特徴についてお聞かせいただけますか。

三井不動産レジデンシャルサービスは、不動産管理のなかでも、「分譲マンション管理」に特化して事業を展開しています。オフィスビルや商業施設、ホテルリゾート、住宅など、さまざまな不動産事業を手掛けている「三井不動産グループ」の一員であり、13県(東京・千葉・神奈川・埼玉)及び愛知県内に拠点を設置し、三井不動産グループのマンション管理を一手に担っております。企業ステートメントに掲げた「くらしを見つめて、私たちにしかできないことを。」は社員が仕事を進めていくうえでの指針でもあり、5つのビジョン「つながりを大切にする」「期待を超える答えを導く」「時とともにすまいの価値を高める」「新しい価値創造に挑む」「未来と社会に貢献する」を達成することで企業ステートメントである「私たちにしかできないこと」の実現を目指しています。

貴社は採用管理システム『i-web』を10年近くご利用されていると聞いています。どのような理由から『i-web』を導入されたのでしょうか。

私自身が人材開発課に異動した頃はすでに『i-web』を利用していたため、詳しい経緯までは把握できていないのですが、2015年から利用していると聞いています。当時は別の採用管理システムを利用していたのですが、さまざまな経路から応募してくる学生に対応できるように、改めて採用管理システムの見直しを行い、『i-web』に切り替えました。

山口さんご自身が操作してみて、どのようなご感想を抱かれましたか。

初見の感想は「視覚的に見やすい。使いやすそう」というもので、戸惑うことなく操作できたのをよく覚えています。一部、各種設定で迷うことがありましたが、ヒューマネージ社の担当者がきめ細かくフォローしてくれたおかげで、すぐに操作方法を習得できました。

現在、人材開発課では新卒・キャリア採用を一手に担っているほか、教育・研修の企画・運用、健康経営の取り組みなどを担当しています。新卒採用に関しては、私も含め3名の社員が対応しており、全員が『i-web』で採用管理を行っています。採用チームのうち、一名は今年異動してきたため、一から『i-web』の操作を覚えているところです。はじめてでもある程度直感で操作できるようで、改めて『i-web』の操作性の良さを実感しています。

空いている時間で、手軽にコンテンツを制作・発信

現在、『i-web』をどのように活用いただいていますか?

基本的な採用業務の多くを『i-web』でまかなっています。例えば、イベントに参加してくれた学生の履歴を付加するときも、以前は一つひとつ、手作業で行っていました。しかし、『i-web』ならイベント参加者の出欠履歴を一括で設定することができ、こうした手動の業務を自動化できたことで、ヒューマンエラーがかなり減りました。作業工数も2割ほど削減できていると思います。

また、やりたいと思うことが出てきたら、その都度、ヒューマネージ社の担当者に相談しています。2025シーズンでは当社で実施している仕事体験プログラム参加者を対象に「先輩社員訪問」を実施しました。『i-web』の社員訪問機能を使うことで、マイページ上で会いたい社員を探して、日程調整を行い、オンラインで面談を行う、この一連の流れをすべて『i-web』上で完結することができました。

 特に近年は、マイページのコンテンツ充実化を推進しているとお聞きしました。

ちょうど私が異動して一年近く経った頃、ヒューマネージ社の担当者から「マイページをもっと活用してはどうか」との提案がありました。『i-web』には、採用担当者が自分でWebページを作成・更新・公開できるCMS機能があり、この機能を使うことで、マイページ上でさまざまなコンテンツを公開することができるとのことでした。そこで、まずは社内にあるの写真を用いて、オフィス紹介のページを制作・公開。その後、コンテンツを充実させていき、今ではショート動画や漫画などのコンテンツを公開しています。

CMS機能を利用して、積極的にコンテンツを発信されているのですね。

自社で採用サイトを作るとなると多くのコストが掛かりますし、制作に一定の期間を必要とします。一方、『i-web』のCMS機能を使えば、スピーディかつ安価でコンテンツ公開ができます。操作方法もわかりやすくシンプルで、テンプレートを利用すれば、Web制作の知識がない採用担当者でもコンテンツを作ることが可能なので、学生に自社の魅力を伝えることができます。当社が『i-web』のCMS機能を使ってマイページのコンテンツを制作しているのは、このようなメリットを感じているからで、私自身、「良いアイデアを思いついたから、空いている時間を利用してコンテンツを制作しよう」とフットワーク軽く対応しています。

ショート動画や漫画など、ユニークなコンテンツを多数発信されているとのことですが、応募者の反応はいかがでしょうか。

とても良い反応をいただいています。当社は人物重視の選考を行っており、情報発信においては、当社への理解を深めてもらうためにも包み隠さず「ありのまま」を伝えるよう心がけています。マイページ上で公開している漫画コンテンツも、日々の仕事のやりがいだけでなく、大変な部分も含めて社員のリアルな姿を表現しています。すべてをお伝えしたうえで、「マイページの漫画を読んで、自分もマンション管理を通じて社会に貢献したい、やりがいを感じたいと思って志望しました」といった言葉を学生の皆さんからお聞きすると、がんばって公開した甲斐があるなと思いますね。

CMSによる情報発信について、今後はどのような活用をイメージされていますか。

改めて人材開発課に異動してからの数年間を振り返ってみると、想像していた以上に『i-web』は幅広い機能があると実感しており、CMS機能も含めて今後はそれら豊富な機能を一層積極的に活用していきたいと考えています。

特に、マイページのコンテンツは見せ方によって学生に与える印象が大きく変わるため、工夫のしがいがあります。一例として、コロナ禍で説明会を対面からオンラインに切り替えて以降、マイページ上で説明会動画を好きな時に視聴できるようにしています。視聴後には選考に進めるような流れにしているのですが、面接前に説明会を複数回視聴してくれる学生も多く、マイページで動画を公開するメリットを強く感じています。

現在、CMSによる情報発信は私が中心となって担当していますが、他のメンバーも関心を持ってくれています。先日も「内定者の声」を掲載したコンテンツをマイページ上に公開したところ、「制作会社が作ったみたいにクオリティが高いですね」と褒められました。簡単な操作であっという間に作成できることを伝えると、「そんなこともできるんですか。すごいですね!」とびっくりしていました。近い将来には、他のメンバーも含めてチームでコンテンツ制作や情報発信をしていく体制にしたいと考えています。

SMSを効果的なタイミングで活用 「埋もれない情報」を発信

SMS機能の導入に至った背景について伺えますか。

エントリーしてくれた学生にこちらから案内を送っても、期待どおりの反応が得られないという課題を抱えていました。多くの企業がメールなど同じツールで情報の発信をしているために、その中に埋もれてしまっていたのです。母数を増やすことにも限界があるなか、どうすれば効率的にコミュニケーションを取れるか悩んでいた時、ヒューマネージ社の担当者から薦められたのがSMS機能でした。今では重要度が高く、確実に応募者に届けたい情報ほどこのSMS機能を利用するようにしています。

具体的にはどのように活用されているのでしょうか。

インターンシップや選考の各フェーズで効果的に活用することを意識しています。たとえば、当社のインターンシップはまず1dayに参加いただいたのちに、複数日程のプログラムを案内するかたちを取っています。早い方では6月くらいから1dayへの参加が始まるため、複数日程のプログラムを案内するころにはほかの企業からの情報も多く溜まっており、その中に埋もれてしまってこちらからの案内に気づかないということが往々にしてあります。そのようなタイミングで効果的にSMS機能を活用したいと考えています。

また、当社ではインターンシップ参加者を対象に本選考に先立って早期選考を行っていますが、その案内にも活用しています。実績として内定者に占めるインターンシップ参加者の割合は高くなっているため、いかに歩留まりを上げるか、そのためにSMS機能を最大限活用しています。

SMS機能によって得られる効果として期待していることは何でしょうか。

最終的には、内定につながってほしいということが一番ですね。1dayのインターンシップに参加した学生には複数日程に参加してもらいたい、その次は本選考にというように次へとつながっていけばいいと思っています。結果的に本選考が早期決着するくらい母数を確保することができれば、次年度のインターンシップがすぐに始まるのでそちらに注力することができ、採用活動全体がスムーズに進みます。

他社と同じことを同じようにやっていては埋もれてしまうだけなので、有効と思えるものは積極的に取り入れていきたいと考えています。

最後に、『i-web』を活用してどのような採用を実現したいか、今後のビジョンについてお聞かせください。

重ねてになりますが、学生の皆さんが「やりたいこと、成し遂げたいと思っていることが実現できる会社」であることを知っていただくためにも、魅力的な情報発信を心がけていくつもりです。マイページに関しては、印象に残りやすい、操作しやすい、わかりやすい内容を目指していきたいと考えています。今後も新機能を駆使するなど、『i-web』を上手に活用していきたいと考えています。

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