『i-web』+RPOサービスで業務効率化を実現。数万人の母集団を抱える講談社が『i-web』を導入し続ける

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『i-web』+RPOサービスで業務効率化を実現。数万人の母集団を抱える講談社が『i-web』を導入し続ける
『i-web』+RPOサービスで業務効率化を実現。数万人の母集団を抱える講談社が『i-web』を導入し続けるの概要

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i-web 新卒採用モデル

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  • 『i-web』+RPOサービスで業務効率化を実現。数万人の母集団を抱える講談社が『i-web』を導入し続ける

    株式会社講談社

    人事部 副部長 岩崎 志子 様

    2008年新卒入社。理工学部システムデザイン工学科卒。女性誌「with」の編集を4年、青年漫画誌「イブニング」の編集を9年務めた後、2021年、人事部に異動。新卒・キャリア・障害者採用など、正規雇用に関わる採用業務全般に携わる。

    (所属・内容は取材当時のものです)

『i-web』+RPOサービスで業務効率化を実現。数万人の母集団を抱える講談社が『i-web』を導入し続ける

早期からRPOサービスを併用し、採用業務の最適化を図る

まずは、貴社の事業についてご紹介いただけますか。

当社は1909年創業の総合出版社です。創業当初から「おもしろくて、ためになる」を企業理念に掲げ、幅広い分野の書籍・雑誌を出版してきました。近年は読者の生活様式の変化に合わせ、紙の出版物にとどまらず、電子書籍やWebメディア、ゲーム、映像など多様なコンテンツを提供しています。海外展開にも注力しており、さまざまなカルチャーやバックグラウンドを持つ世界中の読者に向けてコンテンツをお届けしている点が特徴です。

貴社では2004年より長年にわたり採用管理システム『i-web』をご利用されています。導入当初から現在に至るまで、どのようにご活用されてきましたか。

私が当社を受験した段階で、すでに『i-web』は導入されており、およそ20年にわたって利用しています。初期は応募者の個人情報管理が主な目的でしたが、その後、選考管理などにも活用範囲を拡大していきました。古くから『i-web』を導入している企業としてリクエストを重ねた結果、必要な機能を迅速に追加していただいたこともあり、採用のDX化をスムーズに進めることができています。

i-web』の導入に加え、ヒューマネージ社の担当が採用業務を代行する「RPO(採用プロセスアウトソーシング)サービス」もご利用されていると伺っています。導入の経緯をお聞かせください。

当社には毎年、34万人の学生がマイページに登録し、3,0004,000人が実際に応募するという非常に大きな母集団があります。そのため「採用チームのメンバーだけでは採用管理業務をすべて担い切れない」という課題がありました。そこでRPOサービスを利用して、採用管理業務の一部を代行してもらっています。

RPOサービスで代行をお願いする業務は、『i-web』の進化に伴い少しずつ拡大してきました。例えば各種イベントの案内や選考結果の一括通知、問い合わせ対応などです。特に問い合わせ対応については、母集団が大きいゆえに日々多数の問い合わせをいただくため、よくある質問に関しては一定のフォーマットに沿って回答してもらっています。

i-web』とRPOサービスを併用することで、具体的にどのような効果を得られていますか。

当社では学生とのコミュニケーションを大切にしており、「応募者に届ける言葉は、採用担当である自分たち自身で届けたい」という考え方を持っています。そのため、選考フローごとに「RPOサービスで代行してもらいたい業務」と「採用チームが担うべき業務」が混在しているのですが、ヒューマネージ社の担当の方はその都度、当社の意向を汲み取り、どの部分をどのようにRPOサービスで対応するかを柔軟に設計してくれます。また、採用管理の全体像を把握したうえで、私たちがいつ・何をすべきか事前にリマインドしてもらえる点も非常に助かっています。RPOサービスも含めて、『i-web』は当社の採用活動を成功に導いてくれる強力なサポーターだと感じています。

面接にかかる負荷を大幅に軽減させた面接支援モデル

母集団が大きいとのことですが、選考フェーズでは『i-web』をどのように活用されているのでしょうか。

当社では、面接支援モデルを導入することで面接管理を可能な限りペーパーレス化し、効率化を図っています。現場社員が面接官を担い、一部の面接には採用担当が同席する形なのですが、フェーズごとに担当面接官が異なるため、毎年操作方法を説明したうえで面接に臨んでもらっています。

面接支援モデルの導入により、具体的にどのような効果がありましたか。

面接準備にかかる負担が一気に軽減されました。面接官には応募者のエントリーシートやこれまでの選考評価を確認してから面接に臨んでもらうのですが、以前はすべて紙で出力して手渡していました。面接支援モデル導入後は、これらをすべて『i-web』上に蓄積し、ペーパーレス化しています。面接官は各自のパソコンからいつでも自由にアクセスでき、面接中にその場で評価を入力することも可能です。社長も毎年最終面接時には「いつものIDでログインすればいいのだよね」と慣れた手つきで操作しており、時代に合った使いやすいサービスだと感じています。

現場の社員はもちろん、社長まで使いこなしているのは素晴らしいですね。活用範囲が広がっていると伺いましたが、具体的にはいかがでしょうか。

長年『i-web』を利用していることもあり、当社の場合は新卒採用だけでなくキャリア採用にも導入しています。当社のキャリア採用は年に一度の公募制で、募集開始時から全選考スケジュールをキャリア採用ホームページ上で公開しています。新卒採用と選考のスタイルやフローが似ているため、ごく自然に『i-web』をキャリア採用でも使うようになりました。

キャリア採用の場合、マイページに登録したものの、その年は応募せず、数年後に改めて応募するというケースも想定されます。そのため、ヒューマネージ社の担当に相談し、登録情報を数年間プールできるようにカスタマイズしてもらいました。応募のタイミングは個人の意思や状況によって異なるのが自然なので、数年間登録情報を維持できる仕組みは当社だけでなく応募者の方々にとっても大きなメリットだと実感しています。

長く導入しているからこそ、理想に近い採用を実現できる

長年『i-web』をご活用されているなかで、特に感じているメリットは何でしょうか。

最大のメリットは、先ほど申し上げたように、当社からのリクエストに迅速に対応していただき、機能追加や修正を行ってもらえる点です。『i-web』自体が常に進化しているため、より良い形で利用し続けられるのは大きな強みだと感じています。サポート体制も非常に充実しており、疑問点や要望があれば気軽に相談できますし、定期的に対面での打ち合わせの機会を設けてくださいます。当社の採用に対する方針やポリシーを深く理解したうえで的確なアドバイスをもらえるのは、一つの採用管理システムを長期間導入し続けてきたからこそ得られる恩恵だと思います。ヒューマネージ社の担当者は信頼できる方ばかりですし、担当者が変わっても引き継ぎがしっかりしているので、安心して依頼できる点も魅力です。

最後に、『i-web』に期待すること、あるいは実現したいことがございましたら教えてください。

当社の新卒採用は入社時29歳の方まで応募が可能です。一方で採用人数が少ないため、内定に至らない方も毎年大勢いらっしゃいます。新卒時にはご縁がなくとも、一定の社会経験を経て改めて応募してくださる方もいるかもしれないので、新卒採用でも数年単位でマイページ登録者の情報をプールできるようにしていただけたらと考えています。いずれにせよ、小さなリクエストから大きな要望に至るまで常に柔軟に対応いただいているので、今後もヒューマネージ社の担当者と伴走しながら、より良い採用活動を進めていきたいです。

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