日本国土開発株式会社
管理本部 人事部 採用グループ 採用担当 秋葉 彩乃 様
2017年、新卒入社。入社後、大阪支店に配属。支店を拠点に大阪支店管轄の複数の施工現場の現場事務業務を担当した後、大規模工事の現場事務所に常駐して事務全般を担う。2023年、採用グループに異動。現在、新卒及びキャリア採用を中心に研修の検討などにも携わる。
(所属・内容は取材当時のものです)
まずは貴社の事業内容や特徴についてお聞かせください。
当社は、「戦後復興」を土木工事の機械化により実現することを目的として、1951年に設立されました。その後、事業を拡大し、現在は総合建設業として国内外の土木・建築工事の設計・施工を中心に、不動産開発や再生可能エネルギー事業など新規事業も手掛けています。「わが社はもっと豊かな社会づくりに貢献する」をグループの経営理念に掲げており、持続可能な社会の実現に向けて、全社一丸となって取り組んでいます。
採用管理システム『i-web』を導入された経緯について教えていただけますか。
導入以前から複数の就職情報サイトを利用していたため、「各媒体からの応募者情報を一元管理したい」という要望がありました。そこで採用管理システムの導入を検討し、応募者の選考進捗状況を簡単に把握できる点を評価して、2017シーズンより『i-web』を導入しました。ヒューマネージ社の適性検査『TG-WEB』も同じタイミングで導入し、適性検査の受検フローや結果も『i-web』で一元管理しています。
『i-web』導入の理由として、「応募者の選考進捗状況を簡単に把握できる」点を挙げられましたが、実際に利用してどのようなメリットを感じていらっしゃいますか。
『i-web』を用いて、応募者の選考進捗状況を把握しています。管理画面上で設計した選考フローをフローモードで確認すると、その選考ステップに学生が何人いるのか、どのようなステータスなのかが可視化されるので、非常に便利ですね。また、選考進捗率を集計するため、CSVデータを出力することもよくあります。シート一つで応募者動向を分析できるので、分析・改善の面でも大いに役立っています。
現在は、『i-web』をどのように評価されていらっしゃいますか。
導入の決め手でもある「一元管理」を、今も高く評価しています。流入経路以外にも、応募者によって参加したイベントが異なりますが、それぞれ採用担当が参加時の様子をコメントに書いて『i-web』内で管理しているので、採用チーム内で簡単に共有できます。
『i-web』導入前は応募者の情報をフォルダに分けて管理していたため、『i-web』によって作業効率が大幅に上昇しました。一元管理することで情報の漏れやミスもなくなったため、「データの正確性」における信頼性もとても高いですね
長く『i-web』をご利用いただいていますが、2026シーズンから新たにショートメッセージを配信する「SMS機能」を導入されたと伺っています。どのような経緯で導入に至ったのでしょうか。
応募者との連絡にメールを使っていると読んでもらえないことが多く、ここ数年はショートメッセージを個々に送信していました。例えば説明会に参加していない方がいたら参加の案内を、職場体験の申込締切日が近づいてきたら申込みの案内を送っていたのですが、これでは作業負荷が高く、多くの時間を取られてしまいます。そこで、以前からヒューマネージ社の担当者に提案いただいていたSMS機能を検討し、2026シーズンより導入しています。
どのようなシーンでSMS機能をご利用されていますか。
まずは、職場体験プログラムの案内を送りました。応募者のステータスに応じて配信する応募者を絞ることができるほか、「マイページへのログイン率が高まる」「アクション率が上がる」などの効果も出ています。SMS機能の導入により、応募者へのアプローチが気軽にできるようになったので、今後も積極的に活用して、学生の皆さんが「日本国土開発のイベントに参加したい」「日本国土開発の選考に進みたい」と思えるような魅力的な情報を配信していくつもりです。
『TG-WEB』と『i-web』の連動についてはいかがでしょうか。
『i-web』でエントリーシートの内容と適性検査の結果を一つの画面で確認することができ、採用管理をよりスムーズにしてくれています。もし他社の適性検査だったら、応募者管理が煩雑になってしまいますよね。役職者が面接官を務める場合も、『i-web』で一元管理できていれば「この画面を見れば応募者の情報をすべて把握できます」とスムーズに依頼することができます。役職者からも「簡単に操作できる」と高評価をもらっています。
『i-web』の操作や活用に関して、ヒューマネージ社からはどのようなサポートがありましたか。
疑問が出てきた際にその都度、迅速に対応してもらっているほか、月に一度、打ち合わせの機会を設けてもらっています。打ち合わせでは、こちらから課題に感じていることを相談・共有することもありますし、ヒューマネージ社の担当者から時期に合った情報提供や新機能の提案をいただくこともあります。常に当社の採用状況や採用管理における課題感を把握してくれているので、新機能の導入に関しても当社にマッチするものをピックアップするなど、柔軟に対応してくれますね。
これまで、どのようなことをヒューマネージ社の担当者に相談されましたか?
最近ですと、学生との接点強化に有効なLINEをぜひ活用したいと思い、LINE連携について相談しました。当社はLINEのアカウントをもっていないためハードルが高かったのですが、連携方法について教えてもらったので、次シーズンには導入したいと思っています。また、採用施策の大幅な見直しを行った際に意見を求めたこともあります。エントリーシートの内容を見てもらった上で、「学生の負担になっていないか」と聞きました。
『i-web』の操作や機能の活用だけでなく、採用施策のアドバイスも受けていらっしゃるのですね。
ヒューマネージ社は幅広い業種・企業の採用動向を分析・把握しているので、採用施策を進める上で有効なアドバイスを得ることができます。学生に寄り添った採用を実現するためにも、ヒューマネージ社の担当者に意見を求めることが多いですね。
今後、『i-web』をどのように活用していきたいとお考えですか。
『i-web』は機能が豊富な分、活用次第でいくらでも採用管理を便利にしてくれると感じています。当社も多くの機能を活用していますが、より効率の良い方法などを模索していくなど、上手に活用していきたいですね。今後は内定者フォローにさらに力を入れていきたいと考えているため、内定者向けマイページの充実化を図り、採用成功に向け取り組んでいきたいと思います。