工数削減を経て、学生とのコミュニケーション強化へ。『i-web』を駆使してTSIが学生に伝えたいこと

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工数削減を経て、学生とのコミュニケーション強化へ。『i-web』を駆使してTSIが学生に伝えたいこと
工数削減を経て、学生とのコミュニケーション強化へ。『i-web』を駆使してTSIが学生に伝えたいことの概要

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    株式会社TSI

    コーポレート本部 総合人事部 人事-HRBP 課長 金井 健悟 様

    2011年に入社。販売部門のマネジメント・人事、グループの事業会社の人事に従事したのち、2019年より現職。採用、人員配置を担当する。

    (所属・内容は取材当時のものです)

工数削減を経て、学生とのコミュニケーション強化へ。『i-web』を駆使してTSIが学生に伝えたいこと

マイページの導入により、業務効率が劇的に向上

まずは改めて、貴社の事業についてご紹介いただけますか。

TSIグループはおよそ50のファッションブランドを展開するアパレルメーカーです。他の多くのメーカーと違うところは、幅広いお客様を対象とした個性的なブランドを多数持っていること。レディスの通勤着から、カジュアル系、ストリート系、さらにはゴルフアパレルなどのスポーツ系アパレルまで、あらゆるニーズに対応できることはTSIの強みとなっています。近年は「ファッションエンターテインメントの力で、世界の共感と社会的価値を生み出す。」というパーパスを掲げ、ファッションを主軸に起きながらも、その周辺のエンターテインメント体験にも事業領域を広げています。

『i-web』導入の背景をお聞かせいただけますか。

当社は就職情報サイトを使って採用活動を行っていますが、『i-web』導入前は専用の採用管理システムを使用していませんでした。ところが2021年、当社は複数社に分かれていた事業会社・機能会社の合併を実施し、それまでと比べて応募数が急増する見込みに。採用活動の効率化のために、採用管理システムを導入することが急務となりました。

いくつもの採用管理システムの中から『i-web』を選んだ決め手は何でしたか?

複数の要素を鑑み、総合的に優れていると判断しました。まずは、『i-web』が新卒採用向けのシステムの中で最も歴史あるシステムであること。そして、機能と価格のバランスが良く、ユーザーである採用担当者のニーズを把握してくれていると感じたこと。さらに当社では、もともとヒューマネージ社の提供している適性検査『TG-WEB』を利用していました。同じヒューマネージ社が提供している『i-web』なら信頼できると感じましたし、適性検査とシームレスに連携できる親和性も魅力的でした。

『i-web』を導入することで解決された課題や、得られたメリットを教えてください。

わかりやすいメリットとしては、採用管理にかかる業務の工数が減ったことが挙げられます。例えば以前は、学生にエントリーシートをExcelファイルで作成していただき、メールでお送りいただいていたのですが、『i-web』導入後はマイページから直接入力・送信していただけるようになりました。ちなみに販売職の場合はペーパーのエントリーシートを郵送していただいていましたが、こちらもマイページからの応募に統一しています。Excelファイルにせよペーパーにせよ、手作業で管理するのは相当な工数がかかっていたので、マイページを導入することで劇的に手間が減りました。また、今ではマイページ経由のエントリーは就職活動のスタンダードになっているので、学生にとっても応募のハードルがかなり下がったのではないかと思いますね。

採用業務の効率化と学生の利便性向上を同時に実現されたわけですね。他に魅力を感じた機能はありますか?

i-web』はデータ分析機能が充実しており、知りたい情報を簡単に抽出することができます。おかげで、データに基づく課題の抽出や戦略立案がやりやすくなりました。例えば大学ごとのエントリー数を瞬時に取り出したり、個々の学生にフラグや履歴を追加することで検索しやすくするといった機能がそれにあたります。その他にも、学生の志望動機や興味関心を知れるアンケート機能や、「どのイベントに参加した人がどの程度その後の選考に残ってくれているか」を可視化する分析機能などは、戦略立案に欠かせない機能となっています。

『内定者フォローモデル』により、内定者とのコミュニケーションも強化

貴社では内定者フォローを強化するための『i-web内定者フォローモデル』を導入し、コンテンツ機能等を駆使した内定者とのコミュニケーションを実施されています。どのような意図で導入されたのか、お聞かせください。

内定期間には、入社までに企業と内定者間の理解を深めることが大切ですが、『i-web内定者フォローモデル』はそれを強力にサポートしてくれるサービスだと考えています。『内定者フォローモデル』導入すると、応募者に内定を通知した段階で、マイページが内定者専用のUIに切り替わります。そしてその後は内定者ページを通じて内定者に情報を表示したり、メッセージや書類のやりとりを行ったり、内定者向けコンテンツを共有したりできる。私たちにとっても学生にとっても、気軽にコミュニケーションがとれるツールです。

具体的には、『i-web』を使ってどのようなフォロー施策を実施されていますか?

「内定者と社員のコミュニケーション」と「内定者同士のコミュニケーション」という2点を強化するために、内定者向けコンテンツを拡充しています。例えば若手の先輩社員の自己紹介をブログでアップし、仕事だけでなくプライベートの話も紹介することで、親近感を持っていただきます。さらに内定者自身にもプロフィールを記載してもらい、これを内定者同士で共有することで「一緒に入社するのはこういう人たちなんだな」ということを知ってもらう。コロナ禍においては内定者同士が直接会う機会が持ちにくく、寂しさや不安を感じる人もいたと聞いています。少しでも先輩社員や内定者の顔が互いに見える環境を作ることで、入社後のイメージを膨らませ、会社に行くことを楽しみにしてもらえたら、と考えています。

CMSでコンテンツを増やし、仕事や会社の魅力をもっと伝えたい

今後、『i-web』をどのように活用していきたいとお考えでしょうか。

正直に言ってまだ『i-web』の機能をフル活用できてはいないのですが、ヒューマネージの担当の方から活用法や他社様での事例などを聞かせていただくと、非常に充実したマイページを展開されている企業が多いことに驚かされます。今後はCMS機能を活用して魅力的なコンテンツを増やし、学生の心を惹きつけるマイページをつくりあげていきたいですね。『i-web』の基本的な管理機能のおかげで採用業務はかなり効率化されたので、その分生まれた時間を使って、新しい取り組みを積極的にしたいと考えています。

マイページを通じて発信したい、学生に向けてのメッセージとはどのようなものでしょうか。

当社はアパレル業界の中でも、新入社員の入社後のキャリアを大切にした採用を行っています。全職種一括の「総合職採用」ではなく、「販売職」とそれ以外の「総合職」の職種別採用を実施しているのもそのためですし、インターンシップや面談などを通じて学生に入社後の仕事内容やビジョンについてしっかり伝えるよう心がけています。しかし、今の学生にとってマイページを通じた情報収集や企業とのコミュニケーションは、イベントや選考に劣らず重要なもの。マイページによる情報発信を強化することで、これまで以上に当社のことをよく知っていただき、当社が社会に提供しているファッションの価値をしっかり伝えることが、採用担当者のミッションだと考えています。

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