『i-web』利用歴20年のNRIが目指す、 データドリブンな採用戦略とは

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『i-web』利用歴20年のNRIが目指す、 データドリブンな採用戦略とは
『i-web』利用歴20年のNRIが目指す、 データドリブンな採用戦略とはの概要

Service Category

i-web 新卒採用モデル

業種

情報・通信業

  • 『i-web』利用歴20年のNRIが目指す、 データドリブンな採用戦略とは

    株式会社野村総合研究所

    人事部採用課 野田 裕太 様

    2013年、新卒入社。小売業・運輸業のクライアントに対する、DX支援を中心とした課題解決に取り組んだのち、20227月より現職。新卒採用チームのリーダーとして採用活動全般の企画・運営に取り組む。

    (所属・内容は取材当時のものです)

『i-web』利用歴20年のNRIが目指す、 データドリブンな採用戦略とは

採用フローやイベントに合わせた柔軟なカスタマイズが魅力

まずは改めて、貴社の事業についてご紹介いただけますか。

野村総合研究所(以下、NRI)は、経営コンサルティングとITソリューションという二つの事業を組み合わせ、お客様の経営課題を解決しています。日本初の本格的な民間総合シンクタンクであると同時に、IT黎明期からソリューションを提供してきた実績を誇ります。この二つのサービスを一気通貫で提供できる点が、当社の最大の強みです。

貴社では20年以上にわたり採用管理システム『i-web』をご利用になっています。現在、『i-web』はどのようにご利用になっていますか。

当社では複数の就活情報サイトを通じてエントリーを受け付けていますが、学生の個人情報をすべて『i-web』で一括管理しています。イベントや質問受付、さらには内定者とのやりとりまで、学生とのコミュニケーション全般をこのシステムで完結させています。採用活動の全工程において『i-web』を基盤として活用しているイメージです。

i-web』をご利用になることで、どのようなメリットを実感していらっしゃいますか。

i-web』は充実した標準機能に加え、ユーザーのニーズに応じた柔軟なカスタマイズが可能です。採用フローは学生の動向に合わせて毎年変化するため、システムもそれに対応する必要があります。その点、『i-web』ではヒューマネージの担当者がこちらのニーズを迅速にヒアリングし、新しい設定やしくみを提案してくれます。また、社内エンジニアが迅速に機能を実装してくれるため、採用活動に支障が出ることはありません。当社では長期間『i-web』を利用していることもあり、現在ではまるで「NRI仕様」のシステムのように感じています。正直なところ、どこまでが標準機能で、どこからがカスタマイズなのか判別がつかないほどです。

例えばどのようなカスタマイズを依頼されましたか?

応募者向けマイページのデザインや表示テキストなどを、標準仕様とは異なる内容・デザインに変更していただいています。内定者向けマイページも、感謝と祝福の気持ちを込めたオリジナル仕様にカスタマイズし、学生の心に寄り添うコンテンツを提供できています。また、当社では多様な学生ニーズに応えるべく、ここ2年でイベント数を2倍に増やしました。イベントごとに参加条件や申し込み方法が異なるため、標準仕様のままでは実現が難しい場合もありますが、『i-web』では細やかな設定が可能で、思い描いたフローでスムーズにイベントを運営できています。

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データ分析に基づき、最適なイベント設計を実現

貴社では、『i-web』に蓄積された膨大なデータを自由自在に分析・加工・可視化するBI機能も活用されています。ご利用の所感をお聞かせいただけますか。

当社には独自の分析基盤がありますが、ここにBI機能を組み合わせて活用しています。特に重要視しているのが、学生のアクティブ度の判定です。BI機能で学生がどの時点で当社への興味を失ったかを可視化することで、採用マーケティングの改善に役立てています。また、アクティブ度に応じた最適なアクションを起こせるようになれば、歩留まりの改善やマッチングの向上につながると考えています。

 BI機能に限らず、『i-web』で蓄積されたデータを採用戦略に活用することもあるのでしょうか。

もちろんです。例えば、イベントごとに応募者数を抽出し、開催場所や時期ごとの効果を分析した結果を次回以降の企画に反映させています。また、プレエントリー数の推移を日々確認し、リアルタイムで対策を講じることも行っています。採用担当者には経験の浅い社員もいますが、『i-web』は直感的な操作性が高く、必要なデータを簡単に取り出せるため、すぐに使いこなせるようになります。

業務効率化により、本質的な業務に集中できる

貴社ではCMS機能を活用してマイページコンテンツも数多く制作されていますね。コンテンツ制作にあたって気を付けていることはありますか。

学生が気軽に情報収集できるよう、動画コンテンツを積極的に増やしています。現在はイベント動画を中心にまとめたページを公開しており、多くの学生に視聴いただいています。さらに、動画閲覧履歴を分析することで次回の企画に活かしたり、面接前の閲覧内容に基づいて会話を深めたりすることも可能です。

NRIらしい、非常に戦略的な『i-web』活用法ですね。本日のお話を振り返って、改めて『i-web』が貴社にもたらしたメリットはどのようなものだとお考えですか。

長年の運用で蓄積されたノウハウと柔軟なカスタマイズにより、採用フローの変更時にもシステム面での心配が不要です。そのため、採用フロー設計やイベント企画といった本質的な業務に集中できています。ヒューマネージのサポートもあり、『i-web』は採用メンバー12人分のマンパワーを補っていると言っても過言ではありません。

最後に、今後『i-web』をどのように活用していきたいか、目標をお聞かせください。

学生との接点設計をさらに最適化し、『i-web』で提供するコンテンツのUIを強化していきたいと考えています。また、リアルタイムでデータを分析し、迅速な対策を講じるデータドリブンな採用プラットフォームの構築を目指します。当社の分析基盤と『i-web』を組み合わせ、より高度な採用設計を追求していきたいです。

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