応募者動向を見極め、適切な採用施策につなげる。ビッグローブの『i-web』多機能活用術

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応募者動向を見極め、適切な採用施策につなげる。ビッグローブの『i-web』多機能活用術
応募者動向を見極め、適切な採用施策につなげる。ビッグローブの『i-web』多機能活用術の概要

Service Category

i-web 新卒採用モデル

業種

通信・インフラ

  • 応募者動向を見極め、適切な採用施策につなげる。ビッグローブの『i-web』多機能活用術

    ビッグローブ株式会社

    コーポレート本部 人事部 採用・活躍支援グループ  冨尾 理咲子 様

    2023年入社。学生時代は労働法を専攻し、人事の仕事に関心を持つ。入社1年目から新卒採用を担当し、採用イベントの企画・運営から選考管理、内定後フォローまで幅広く手掛けている。

    (所属・内容は取材当時のものです)

応募者動向を見極め、適切な採用施策につなげる。ビッグローブの『i-web』多機能活用術

豊富な機能と操作性の良さで、業務効率化を実現

まずは、貴社の事業内容についてご紹介いただけますか。

当社は1986年に創業したISP事業者(インターネットサービスプロバイダー)で、「つながる歓び、つなげる喜び」を企業理念に掲げています。「ビッグローブ光」をはじめとするインターネット接続サービスや、リーズナブルなプランを提供する「BIGLOBEモバイル」、ポータルサイトによる検索サービスやWebメディア、さらには法人向けサービスまで、多岐にわたる事業を展開しています。

採用管理システム『i-web』を導入した経緯を教えてください。

前任者の時代に複数の採用管理システムを比較・検討し、総合的に判断した結果、『i-web』の導入に至ったと聞いています。私は昨年、採用・活躍支援グループに配属され、前任者の業務を引き継ぎましたが、『i-web』のおかげで効率よく採用活動を進められています。

実際に『i-web』をご利用になって、どのようなメリットを感じていますか?

i-web』には多彩な機能がありますが、特にグループ機能を使って応募者をグループ分けできる点がメリットとして大きいです。簡単な操作で対象の学生を絞り込み、まとめてメッセージを送れますし、インターンシップなどのイベント出欠履歴を一覧表示できるのも便利です。本選考などで確認が必要になった際、画面をすぐに表示できます。

もし手作業で管理していたら、すでにイベントに参加した方へ再度案内を送ってしまうなど、ミスが起こりやすいと思います。日々大量のメールを受け取っている応募者に余計な負担をかけないためにも、『i-web』は欠かせません。

管理画面の操作性についてはいかがでしょうか。

こまめにバージョンアップされるので、年々、操作性や画面の見やすさが向上していると感じます。2025シーズンのバージョンアップでダッシュボード機能が加わり、トップ画面にプレエントリー者数が表示されるようになりました。2026シーズンではワンクリックでメニューを呼び出せるなど、操作がよりシンプルになっています。以前はモニターの左右に余白がありましたが、画面サイズに合わせて表示されるようになったのも助かります。こうした細かなニーズに応えてくれるヒューマネージ社の姿勢にも好印象を持っています。

CMS機能で実現した効果的な情報発信

貴社ではCMS機能を活用した採用広報施策を展開しているとうかがっています。具体的にどのようにご活用されていますか。

CMS機能は前任者の時代から導入しており、内定者向けコンテンツの制作に力を入れています。当社では内定者フォローを重視しており、安心して入社いただけるようさまざまな情報を発信しています。例えば、内定から入社までの流れをまとめたコンテンツを作成しています。また、当社は学生向けのオウンドメディア「BIGLOBE Style」を運営しており、入社までのイベントの様子も紹介しています。CMS機能でリンクを埋め込めるため、内定者向けコンテンツから該当記事にすぐに飛べるように直接リンクを貼ったりしながら内容を充実させています。

前任者の時代からCMS機能で内定者コンテンツを拡充されてきたのですね。

実は私自身、内定者時代にCMS機能で作られた内定者向けコンテンツを見ていました。完成度が高く、「担当者が自作した」とは思わなかったほどです。入社後に知って驚きましたが、実際に操作すると素人の私でも簡単に高品質な画面を作れ、『i-web』の機能の充実ぶりを改めて実感しました。

CMS機能のさらなる活用も検討中だとお伺いしました。

はい。まずは内定者向けコンテンツを引き続き強化したいと考えています。それに加えて、ヒューマネージ社から「CMS機能を使って採用サイト自体も制作できる」とうかがっており、ぜひ試してみたいですね。コスト面での利点もありますが、学生の皆さんに当社の思いを確実に届けるため、採用広報の内製化がベストではないかと感じています。CMS機能で採用サイトを作ることで、伝えたい情報を伝えたいタイミングで発信できるのではと期待しています。

学生の利便性を高める機能も積極的に活用したい

i-web』のBI機能も活用されているとのことですが、ヒューマネージ社からはどのようなサポートを受けていますか。

私は分析が得意ではないため、ヒューマネージ社の担当にアドバイスをもらいながらBI機能を活用しています。2025シーズンの終わりに振り返りを行い、就職情報サイトからの流入状況や説明会参加率、選考に進んだ学生の数・属性など、選考フローの各段階での動向を分析しました。BI機能で応募者の動きを分析することで、新たな施策を企画する際に役立てています。

BI機能で応募者の動きを把握することで、適切な施策につなげているのですね。

そうですね。ヒューマネージ社の担当は日常的にサポートをしてくれますので、『i-web』でわからないことがあればすぐ相談できます。新機能がリリースされた際も、使い方や活用方法を丁寧に教えていただけるので、「困った」と感じた経験はありません。新卒採用市場の最新動向を素早く共有してもらえるのもありがたいですね。他社の動きなども把握でき、とても参考になります。

CMS機能やBI機能など、多様な機能をご活用されていますが、ほかに利用しているものはありますか。

ヒューマネージ社のスタジオを利用してWebセミナーを撮影し、『i-web』の動画視聴機能を使って応募者の皆さんに公開しています。説明会に参加できなかった方や、知りたい情報を繰り返し確認したい方から好評です。実際、「Webセミナーで本社までの道順を何度も確認して、面接当日は迷わず到着できた」という声も届いており、今後はWebセミナーの内容もさらに充実させていきたいですね。

今後、『i-web』をどのように活用していきたいとお考えですか。

イベントが満席でも「キャンセル待ち機能」を使えば、キャンセルが出た時点で学生さんが自動的に予約できるようになります。学生さんにとって利便性が高いので、次シーズンから導入してみたいです。また、面接評価やスカウト文の作成に生成AIを活用できると聞いています。社内でも生成AIの利用は進んでいますので、採用管理にも積極的に取り入れていければと考えています。

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