面接管理からデータ分析まで、自社仕様にカスタマイズ 電通総研の『i-web』徹底活用法

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面接管理からデータ分析まで、自社仕様にカスタマイズ 電通総研の『i-web』徹底活用法
面接管理からデータ分析まで、自社仕様にカスタマイズ 電通総研の『i-web』徹底活用法の概要

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i-web 新卒採用モデル

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  • 面接管理からデータ分析まで、自社仕様にカスタマイズ 電通総研の『i-web』徹底活用法

    株式会社電通総研

    採用推進部 新卒採用グループ 岩瀨 剛志 様

    2011年、新卒入社。エンジニアとして4年経験を積んだ後、顧客の海外展開プロジェクトやクラウド環境への移行支援など、複数のプロジェクトを統括する。2019年から上海の現地法人に勤務。帰任後は「2025年の崖問題」に対応し、新システムへの移行プロジェクトのプロジェクトマネージャーを歴任。2023年、採用推進部に異動。2026シーズンから新卒採用チームのリーダーを務める。

    (所属・内容は取材当時のものです)

面接管理からデータ分析まで、自社仕様にカスタマイズ 電通総研の『i-web』徹底活用法

『i-web』の一元管理で工数がほぼゼロに

まずは貴社の事業内容についてご紹介ください。

当社は、お客様や社会が抱えている課題を解決するため、システムインテグレーション・コンサルティング・シンクタンクの3事業を展開しています。設立は1975年で、長年にわたりシステムインテグレーターとして幅広い業種の顧客と取引を重ねてきました。20241月には社名を「電通国際情報サービス」から「電通総研」へ変更し、グループ子会社2社を統合。電通グループ内のシンクタンク機能を移管し、コンサルティング機能と合わせた3事業体制へと移行しています。これに伴い掲げている長期経営ビジョン「Vision 2030」のもと、新卒採用で入社する社員には当社に新しい風を吹き込んでくれる存在として大きな期待を寄せています。

貴社は採用管理システム『i-web』を長きにわたりご利用されていると伺っています。導入の経緯について教えてください。

i-web』を導入したのは約20年前になります。豊富な機能と手厚いサポートが決め手で、当社の選考フローに合わせて柔軟に設定・カスタマイズできる点が魅力でした。さらに、導入後も安定的に運用していくために不可欠なサポート体制が整っており、要望に迅速に応えていただけるおかげで、導入時から現在まで安心して運用を続けられています。

現在は『i-web』をどのように活用されていますか。

面接支援モデルを導入し、応募者情報の管理からマイページ利用にいたるまで幅広く活用しています。個人情報を扱う都合上、実際に『i-web』を操作するメンバーは私を含め新卒採用グループメンバーに限定しています。

岩瀨様ご自身はエンジニア出身とのことで、2023年より新卒採用のご担当になられたそうですが、『i-web』を操作してみての所感はいかがでしょうか。

もっとも満足しているのは管理のしやすさです。複数の就職情報サイトと連携しており、媒体に登録されたデータが『i-web』に自動連携されます。『i-web』と連携していないサイトも一部利用していますが、マイページへのリンクを貼って学生に登録してもらう仕組みをつくることで、私たちが手を加える必要を最小限に抑えています。結果として、情報管理にかかる工数はほとんどゼロになりました。

セキュリティ面についてはどのようにお考えでしょうか。貴社はシステムインテグレーターとして長い実績があり、情報管理は特に厳重だと聞いています。

当社独自のセキュリティ基準を満たしたうえで『i-web』を利用していますが、そもそも『i-web』自体が情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO27001」を取得しているなど、セキュリティ強化が図られているため、安心して使うことができています。

高頻度のコンテンツアップを可能にしたCMS機能

面接支援モデルを導入されているとのことですが、採用活動にどのような効果がありますか。

面接に関わるすべての工程を『i-web』上で一元管理できるのが大きな利点ですね。複数のシステムを使うと情報の整合性チェックなどに手間がかかり、ミスも起きやすくなります。面接支援モデルの導入で、面接官のアサイン、エントリーシートの確認、面接評価の入力はもちろん、日程変更などの調整作業もスムーズに行えるようになりました。

貴社ではi-webBI機能を活用し、さらにPower BIを用いて高度なデータ分析を行っていると伺いました。どのように利用されていますか。

はい、BI機能は採用の進捗管理など、時期によって必要となる分析軸でデータをさまざまに切り分けられるのが便利ですね。また、エンジニア経験のある採用担当者が多いという当社の強みを活かして、さらに自社でPower BIも使って詳細な分析も実施しています。

貴社の採用サイトは社員紹介など多数のコンテンツで非常に充実している印象です。採用広報でも『i-web』を活用されているのでしょうか。

当社はマイページ上で会社紹介やオープンカンパニーの動画を埋め込んでおり、社員紹介記事も大量に掲載しています。学生が飽きないよう更新頻度を重視しているのですが、これらのコンテンツを『i-web』のCMS機能を使ってアップしているんです。一般的なローコード開発のツールと比べても操作感が良く、かなり活用しやすいと感じています。

採用市場の動向を参考に、次シーズンの施策を検討

ヒューマネージ社のサポートについてはどのように評価されていますか。

i-web』は素晴らしいシステムではあるものの、日常的に使っていると「もっと効率化したい」「こういう機能があったら便利」という要望が出てきます。そうした要望に対して、ヒューマネージ社の担当者は毎回、非常にスピーディに応えてくれますね。今シーズンは「応募者に提出してもらったモチベーショングラフを応募者の情報に紐づけたい」とリクエストしたところ、エントリーシートと結合してダウンロードできるようにカスタマイズしてもらいました。

今後『i-web』に期待する機能や、こうなったらもっと便利というものがありましたら教えてください。

BI機能のさらなる充実に期待しています。今後は外部のツールに頼らず、i-web内で高度な分析ができるとより効率的で負担軽減になりますね。また、就職情報サイトとの連携先が増えると、さらに便利に使えると感じています。

今後の採用活動における方針や、『i-web』を使って実現したいことなどありましたらお聞かせください。

まずはCMS機能を使ってマイページのコンテンツを、今以上にリッチに展開していきたいですね。表現が増えれば学生の方々に楽しみながら見てもらえますし、興味を深めてもらえるはずです。面接管理では、当社は選考スパンが短く、短期間で合否を出すことが多いので、個別の日程調整をより柔軟に行える機能があると助かります。

実現したいことはまだまだたくさんありますので、今後もヒューマネージ社の担当者とコミュニケーションを取りながら、一つひとつ形にしていきたいですね。

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